「エピフォン・カジノはハウリングがひどいって本当?」
「ES-335と何が違うの?」
「ビートルズが使っていたのは知っているけど、2026年の今でも通用するギターなの?」
そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
エピフォン・カジノ(Epiphone Casino)は、ジョン・レノンやジョージ・ハリスン、ポール・マッカートニーが愛用したことで知られる歴史的名機です。
一方で、
「扱いづらい」
「ハウリングする」
「歪ませると難しい」
という声も少なくありません。
私はギター歴22年以上になりますが、カジノは間違いなく「じゃじゃ馬」です。
しかし同時に、他のギターでは絶対に代用できない魅力を持っています。
この記事では、エピフォン・カジノの本当の実力と、購入前に知っておきたい弱点を正直に解説します。
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結論|エピフォン・カジノはこんな人におすすめ
先に結論です。
カジノがおすすめな人
- ビートルズが好き
- ブルースやロックが好き
- P-90サウンドに魅力を感じる
- 生鳴りの良いギターが欲しい
- クランチサウンドを中心に使う
向いていない人
- メタルやハードコア中心
- ハイゲインサウンドを多用する
- ハウリングを絶対に避けたい
- ハイポジションを多用する
良くも悪くも万能ギターではありません。
しかしハマる人には一生モノになります。
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エピフォン・カジノとES-335の決定的な違い
カジノを理解する上で最も重要なのが構造です。
Gibson ES-335
ボディ中央にセンターブロックあり
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Epiphone Casino
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センターブロックなし
完全フルアコ構造
つまりカジノはボディ内部がほぼ空洞です。
この構造によって、
- 圧倒的な生鳴り
- 独特の空気感
- 太く枯れたクランチ
が生まれます。
逆に、
- ハウリングしやすい
- 大音量に弱い
という弱点も生まれます。
私は初めてカジノを手にした時、
「アンプにつながなくても気持ち良い」
と感じました。
この生鳴りはストラトやレスポールでは味わえません。
なぜジョン・レノンはカジノを愛したのか
ジョン・レノンは1965年にカジノを購入し、その後のビートルズ後期を代表するギターとして使い続けました。
理由はシンプルです。
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P-90の荒々しさ
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フェンダーほど繊細ではない。
ハムバッカーほど滑らかでもない。
絶妙に暴れるサウンド。
フルアコ特有の空気感
コードを鳴らした瞬間の立体感。
軽さ
長時間のライブでも負担が少ない。
特に「Revolution」の荒々しいギターサウンドは、カジノの魅力が詰まっています。
本音レビュー|エピフォン・カジノの3つの弱点
好きだからこそ、あえて欠点も書きます。
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弱点① ハウリングしやすい
これは事実です。
マーシャルを大音量で鳴らすと、
「ピーーーッ」
と鳴ります。
フルアコ構造の宿命です。
私の対策
- アンプの真正面に立たない
- 歪ませすぎない
- ボリュームをこまめに絞る
- ノイズゲートを活用する
慣れると普通にライブで使えます。
弱点② ハイポジションが弾きづらい
カジノは16フレットジョイント。
そのため15フレット以降はアクセスが良いとは言えません。
速弾きやテクニカルなプレイを重視する人には向きません。
一方で、
- コードプレイ
- ブルース
- ロック
には最高です。
握った瞬間に「弾き語りたくなる」ギターです。
弱点③ P-90特有のノイズ
P-90はシングルコイルです。
そのためハムバッカーよりノイズが出ます。
しかしその代わり、
- 太さ
- 抜け
- レスポンス
があります。
個人的には、このノイズも含めてカジノの味だと思っています。
現行モデルと日本製カジノの違い
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中古市場では
- 現行中国製
- 韓国製
- 日本製
- Elitist
など様々なモデルがあります。
現行モデル
価格が手頃。
最初の1本として十分優秀。
セットアップ次第でかなり化けます。
日本製・Elitist
作りの精度が高い。
ネックの鳴り方やレスポンスが一段上。
中古価格は高いですが、今でも人気があります。
もし予算に余裕があるなら、Elitistは一度試してほしいモデルです。
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エピフォン・カジノに合うジャンル
特に相性が良いのは、
- ビートルズ
- ブルース
- ガレージロック
- オルタナティブ
- ネオソウル
- ジャズ
です。
逆に、
- モダンメタル
- Djent
- ハイゲイン系
には向いていません。
こんな人は買って後悔する
後悔しやすい人
- メタル中心
- ハウリングが嫌い
- 多機能な万能ギターを求める
- ハイポジションを多用する
こんな人には一生モノになる
カジノが最高の相棒になる人
- ビートルズが好き
- P-90が好き
- 生鳴りを重視する
- クランチが好き
- ギターの個性を楽しみたい
こういう人には本当におすすめです。
まとめ|エピフォン・カジノは欠点ごと愛せる名機
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エピフォン・カジノは決して優等生ではありません。
ハウリングします。
ノイズもあります。
ハイポジションも弾きやすくありません。
それでも今なお多くのギタリストが惹かれる理由があります。
それは、コードを一発鳴らしただけで分かる独特の空気感。
アンプから出た瞬間に広がる、生々しく枯れたサウンドです。
もしあなたが「スペックではなく音で選びたい」と思うなら、カジノはきっと期待に応えてくれるはずです。
欠点ごと愛せる人にとって、エピフォン・カジノは一生付き合える相棒になります。



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