はじめに
J.Rockett Audio Designs社が手掛けるANIMAL ODは、クラシックなロックンロールアンプのサウンドを再現したオーバードライブペダルとして高い評価を受けています。本日は、このペダルの魅力に迫りたいと思います。
ANIMALの概要と特長
ANIMAL ODは、1968年のマーシャルSuper Leadアンプの伝説的な歪みサウンドを忠実に再現したペダルです。ミッドレンジの存在感が際立ち、ギターのボリュームを絞ることでクリーンなトーンへのシフトも可能です。
シンプルでありながら幅広い音作り
ANIMALのコントロール設計はシンプルながら、あらゆるセッティングで素晴らしいオーバードライブ・サウンドを実現します。ゲイン、トーン、ボリュームなどの基本的なコントロールを備えているだけに、直感的な操作で理想の音色を見つけられるでしょう。
また、ペダルのゲインレンジはかなり広く、歪みのニュアンスを細かく調整できます。さらに、ミッド周辺の独特の響きは、アンプのようなダイナミクスを感じさせてくれます。
電源と消費電力
ANIMAL ODは、9Vバッテリーまたは専用の9VDCアダプターで駆動します。消費電流は10mAと低電力設計になっているため、バッテリーの持続時間が長く、ペダルボードでの運用にも適しています。
電源の面でも信頼性が高く、安心して使用できるでしょう。
デザインと携帯性
ANIMALのデザインは可愛らしく、ペダルボード上でも目立ちます。コンパクトな筐体サイズなので、スペースを取らずに設置できるのも魅力です。
さらに、筐体の質感も高く、頑丈に作られているため、ライブやスタジオでの使用にも耐えられそうです。
レビュー
プレキシマーシャル風と言われる音の定義がイマイチわかりづらいですが、要はマーシャルアンプ直で歪ませた音でしょうか?
![](https://whataru.xyz/wp-content/uploads/2021/05/IMG_5743-225x300.jpg)
答えは、
ロックギターにとって欠かせない、歪んだアンプのサウンド、それを初期に作り出したのがプレキシアンプでした。アンプは歪んではいけないということが常識だった時代。クランチ程度の歪みを“我慢して”使っていたギタリストに、衝撃的な音が知られるようになります。
だそうです!
その言葉の先入観はさておき、このペダルの歪みの音も素晴らしいと思いました。まさにアンプ直の歪みの様な音がしますが、そこはコンパクトエフェクターなので、実際には、まぁ近い感じでしょうか。
しかしながら、これぞロックギターの音!!的な音がします。歪みの量の幅もかなりあるので曲やジャンルに対する守備範囲も広いです。
あと、歪みの音がクリアに聞こえます。他社のオーバドライブペダルの歪みと比べると、うるさくない音というか、まとまりのある音になる印象です。コンプレッサー系の歪みの成分があるのでしょうか?
よってワイルドな音、という感じではなく、こじんまりしてしまいそうな感じですが、バンドの中で大音量で鳴らすと、そうはならないところが良いですね!
トーンの効きも良いので、色々対応できます。
少し大きくて、重いところが難点でしょうか?しかしJ.Rockett Audio Designsのペダルは素晴らしいものが多いですね!!
J.Rockett Audio Designs社のANIMAL ODは、クラシックなマーシャルアンプの魅力を余すところなく再現したオーバードライブペダルです。シンプルな操作性と幅広い音作りの可能性、そしてコンパクトでスタイリッシュなデザインなど、様々な魅力が詰まっています。
トランスペアレント系の歪みサウンドを求めている方は、ぜひANIMAL ODを試してみてはいかがでしょうか。多くのユーザーやプロミュージシャンが実証するその音質は、きっと皆さんの期待に応えてくれるはずです。
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