B・B・キング !!!キング・オブ・ザ・ブルース

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ギター

B・B・キング キング・オブ・ザ・ブルース

ブルースの王様:B.B.キングの物語

B.B.キングは、20世紀後半の最も偉大なギタリストの一人であり、彼の音楽は時代を超えて多くの人々に影響を与え続けています。彼のトレードマークである甘く泣くようなギターの音色と、魂を揺さぶる歌声は、彼に「ブルースの王様」という称号をもたらしました。

戦後エレクトリックブルース界を統べる心優しき王ライリー”ブルース・ボーイ”キング。 その功績はあまりに大きく、とても言葉で言い尽くすことはできない。 B・B・キングは半世紀以上にわたり、もっとも偉大なバンドリーダーの一人として、史上まれに見るソウルフルなシンガーとして、不世出の名プレイヤーとして、 常にブルース界を導いてきた。 指先でかけるヴィブラートと完璧なフレージングが、彼のギター・スタイルを至高の域へ昇華させている。心の底ではジャズを愛しつつ、真のブルースマンとして生きてきたキングは、今日も指で弦をかすかにたわめ、思いのたけを込めてブルースを歌う。

幼少期と音楽の旅

1925年ミシシッピ州イッタ・ベーナ近郊の綿花畑で生まれました。本名をライリー・B.キングというB.B.キングは、 少年時代から教会でゴスペルを歌っていたが、ストリートで稼ぐためブルースに転向。 ブルースの中でもジャズ寄りのTボーン・ウォーカーやロニー・ジョンスン、そしてジャズ・ミュージシャンのチャーリー・クリスチャン ジャンゴ・ラインハルトなどから影響を受ける。 1947年、 メンフィスに向かい10カ月ほど滞在。 従兄弟にあたるスライド・ギターの名手ブッカ・ホワイトからギターを学ぶ。 間もなくメンフィスのラジオ局 WDIA (黒人向けラジオ局の草分け)で、自分の番組を持つようになる。

独特のスタイルとヒット曲

B.B.キングのギター・スタイルは、単音のチョーキングとヴィブラートを多用するもので、メロディックで感情豊かなのが特徴です。彼は速弾きをほとんどせず、一つ一つの音に感情を込めて演奏しました。初録音から2年後の1951年、 〈スリー・オクロック・ブルース (Three O’Clock Blues)> が初ヒット。 以来彼は輝かしいスターの道を歩み続けている。 1950年代には〈ユー・ノウ・アイ・ラヴ・ユー (You Know I Love You)> <エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース (Everyday I Have The Blues)> など多くの曲を録音。 60年代には、〈スウィート・シックスティーン (Sweet Sixteen)> 〈ハウ・ブルー・キャン・ユーゲット (How Blue Can You Get)> <ペイン・ザ・コスト・トゥー・ビー・ザ・ボス (Payin’ the Cost to Be the Boss) > などのシングルや、傑作アルバム『ライヴ・アット・ザ・リーガル(Live at the Regal) 』 を発表。 また、〈スリル・イズ・ゴーン(The Thrill is Gone) > はメインストリームとクロスオーヴァーし大ヒットとなった。 1970年代にはソウル・ミュージックの新たな都フィラデルフィアで録音。甘美に響くフィリー (フィラデルフィア)・サウンドを取り入れて絶賛を浴びた。 1980~90年代には、ブルース界の大御所たちをゲストに迎えたアルバム『ブルース・サミット(Blues Summit)』などを録音。ルイ・ジョーダンに捧げたトリビュート・アルバム 『レット・ザ・グッド・タイムスロール (Let the Good Times Roll)』では、キングの原点となったジャンプ・ブルースの名演を聴くことができる。 こなしたライヴの数は1万5,000回以上、デューク・エリントン・バンドからU2 まで共に録音したアーティストは数知れず。「キング・オブ・ザ・ブルース」 ― それが B・B・キングである。

 

彼は生涯で15回のグラミー賞を受賞し、ロックの殿堂入りも果たしています。彼の音楽は、エリック・クラプトン、ジミ・ヘンドリックス、スティーヴィー・レイ・ヴォーンなど、多くの後進のミュージシャンに大きな影響を与えました。

キングとルシール

B・B・キングは1940年代後半の写真で、ノンカッタウェイ・ボディーにシングルコイル・ピックアップP-90を1基搭載したベーシックなアーチトップエレクトリック、 ギブソン ES-125を持っている(このころの愛器は、ピックアップを取り付けたギブソン・アコースティック・アーチトップ L-30)

1950年代には他のギターも手にするようになり、テレキャスター、 グレッチ、シルヴァートーンと持ち替える。その後は、ショート・スケール、2ピックアップのギブソン・バードランド Byrdland) や、3ピックアップの ES-5といったセミアコースティックの高級モデルを使うようになる。

有名な「ルシール」 が生まれたのは1950年代のある夜、 アーカンソー州の小さな町でのこと。キングが演奏していた店で二人の男がけんかを始めた。灯油ストーヴが倒れ、火が瞬く間に燃え広がる〔いったんは逃げ出したキングだが、 30 ドルの愛器を店に置いてきてしまったことに気付き、炎上する建物の中に駆け戻った)。 ギターは無事に救い出したものの、危うく命を落とすところだったキングは、後にけんかの原因がルシール (Lucille) という女性の取り合いだったと知り、2度とあんな (ギターに命を賭けるような)ばかなことをしないように、という自戒を込めて、手にするギターすべてを 「ルシール」 と呼ぶようになった。

1959年ごろキングはギブソン ES-355 と出会い、以来このギター一筋だ。 「嫁さんを見つけたのと同じさ」と彼は言う。 1980年からは、 ES-355 をベースにfホールをなくした豪華モデル、B・B・キング・ルシールを愛用 〔ギブソンは1980年に二つのB・B・キング・シグネチャーモデル、 スタンダードとカスタムを発表。 後にスタンダードの生産は中止されるが、カスタムは B・B・キング・ルシールと名を変え、現在もギブソンカスタムショップにラインアップされている]。 真空管アンプ・マニアのために付け
加えておくと、キングは1970年代からソリッド・ステート・アンプのギブソン・ラブ・シリーズ (Lab Series) を使っている。

遺産

B.B.キングは2015年にこの世を去りましたが、彼の音楽は今もなお多くの人々に愛され、演奏され続けています。彼は単なるミュージシャンではなく、ブルースという音楽ジャンルの象徴であり、その魂を次世代に伝えた偉大な人物です。彼の音楽を聴くことは、ブルースの歴史をたどることでもあります。ぜひ、彼の素晴らしい楽曲の数々を聴いてみてください。

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