Paul Reed Smith SE Standard 22
一時期、自分達の仲間連中で話題になったPaul Reed Smithです!やはり上位モデルは値段的になかなか手が出ませんね。Paul Reed Smith(PRS)のSE Standard 22は、PRSの高品質な楽器を手頃な価格で提供するラインの1つです。
購入動機
自分はずっとレスポールを使用してきました。ある時、仲間達とポールリードスミスのギターが凄く良いという話題になり、巷ではレスポールとストラトを合体させたようなギターだという噂を聴き、ちょっと心を惹かれる思いでした。某オークションで探してたところ、古いビギナーモデルでしたが、安く出品されていて、しかも値引き交渉も成立して、思いかけず落札出来てしまいました。
それがこちらです!!
仕様
Paul Reed SmithのStandard 22をベースに手に取りやすい価格に抑えたモデルです。
オールマホガニー、22フレット仕様でよりビンテージトーンに近く、豊かなミッドレンジとバンドに馴染みやすい甘いサウンドが特徴です。
初心者の方にはもちろん上級者の方にもおすすめできる一本です。
Paul Reed Smith PRS エレキギター SE Standard 22
[仕様] |
メーカー:PRS 型番:SE Standard 22 生産国:KOREA 年式:不明 重量:3.4Kg ボディ材:マホガニー/メイプル ネック材:マホガニー 指板材:ローズウッド ナット幅:42mm |
という事らしいです
ギターの状態
ヘッドの部分に傷がありますが、結構安めの値段だったので、その辺りはしょうがないかなと、その他の部分は概ね良好に感じました!ですが、しかしですこのギターはトレモロアームがついてるじゃないですか、そうしますと、やはりエディヴァンヘイレンやブラッドギルズのように、アームをグイングインとやりたくなるじゃないですか!?調子に乗ってグイングインやってると、まぁチューニングが狂っていきます、これはなんとかしないとと思いました。
ギター改造
トレモロ付きのギターはあまり使った事がなかったので、悩みました。まずPRSのブリッジは特殊らしく、セッティングの仕方が良くわかりません、ネットで検索して調整の仕方を探しましたところ、フローティング状態にして6弦開放を、アームアップでF♯まで上がるように、設定すると言う事がわかりました、https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/goldstar-guitar/entry-12342913608.html
ここの記事が結構参考になりましたね。ありがとうございます!
ペグ
こうして試行錯誤を繰り返して、なんとかなるかなと、思いましたが、いやはやまだどうにも、チューニングが安定しません。これは他に何かあるなと思い、今度はペグに注目です。ペグはマグナムロックのペグ辺りが良いのではと!
ギター博士によると、ロック式のペグにするとメリットは、「演奏中にチューニングが崩れてしまうのを、かなり抑えることができる」という点で、通常のペグでは、ストリングポストに弦を何周か巻きつける必要があります。チョーキングやアーミングなどで弦が引っ張られたり緩められたりすると、この巻いてある部分が締められたり緩められたりします。これがチューニングの狂う原因になるわけです。ロック式ペグはストリングポストに弦を捲きつけませんから、ここに由来する狂いをほぼゼロにできてしまうわけです。特にストラトキャスターなど、シンクロナイズド・トレモロを搭載しているギターにおいてこの効果は絶大です。
これはもう、これしかないと思いゴトーのマグナムロック GOTOH SG381-07-L3R3-Chrome を購入して、交換してみました。これだけですが結構改造するのが楽しくなってきました!
感想はなんといっても弦交換がとても楽です。あとはアーミングした時のチューニングですが、とても惜しいです。まぁ前よりはあまり狂わなくなったかなぁと思いました、丁度ライブもあったので、コイツを使ってみる事にしました。その時のライブで、やはりアームを使った時のチューニングが気になってしょうがなかったです。ペグ交換での音の変化はあまり気にならなかったです。
ナット
もうこうなったらプロのリペアマンに頼むか!?とか思いましたが、ちょっと改造も楽しくなってきたところなので、後は何があるかと思い、次はナットを交換するとどうだろうと思いました、溝が切れてないのを加工するのはレベルが高いので、溝が切れているモノで何かないかなとおもったところ、
■潤滑成分を含んだ永久潤滑ナット
ブラックタスクはgraph tech社のナットです。金属以上のサスティーンと、グラファイトの5倍の潤滑性能を持つナットで、潤滑剤の微粒子状カプセルを含有した、高分子素材製ナットです。弦とナットの摩擦で破れたカプセルから供給される潤滑剤が、接触面の抵抗を常に軽減し続けるため、ベンディングやアーミングによるチューニングの狂いを抑制し、弦の寿命の伸長にもつながります。
とあります、もうこれしかないでしょう!と思い、即購入して(値段も手頃)取り外し装着しました。取り付けの時、高さ調整をヤスリで削るのですが、少しずつけずっては取り付けての繰り返しで、削り過ぎると、元には戻せないので、慎重に行います。そして
どうでしょう!前に比べると断然チューニングが安定しました!ナットであからさまに変わった感じです!が‥やはり音が変わります、少し明るくなったようなかんじで、弱冠まとまりが無くなったような、まぁそんなに悪い方向ではないと思います。これはギターによっても違いが出るだろうし、ナットの素材も色々あるので、研究が必要なところです。
まとめ
今回はペグとナットを交換して、チューニングが非常に安定しました。素人作業でしたが、成功したと思います。
ギターは部品を変えるだけでも、音がかわったり、使いやすくなったりで、改造が楽しくなってきました。リペアの技術も上げていきたいところです!
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