アンペグB2-RE使い方 – パワフルなベースアンプを極める!

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ベースアンプ
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はじめに

ベーシストの皆さん、こんにちは。今回は、Ampeg(アンペグ)社の人気ベースアンプ・ヘッド「B2-RE」の使い方をご紹介します。B2-REは450Wの高出力と9バンドグラフィックEQを搭載しており、ライブからレコーディングまで幅広い用途に対応する高機能モデルです。本記事では、B2-REの各機能と効果的な使い方をお伝えしながら、あなたのベース・サウンドメイキングをサポートします。さあ、アンペグの醍醐味を堪能しましょう!

基本的な接続と操作

まずはB2-REの基本的な接続と操作方法から確認していきましょう。

入力の接続

B2-REの前面にあるINPUT端子にベースを接続します。パッシブベースとアクティブベースでは、出力レベルが異なるため、PADスイッチを使い分けて入力レベルを調整する必要があります。パッシブベースの場合はPADスイッチを押さずに、アクティブベースの場合は高出力のため、PADスイッチを押してインストゥルメント入力レベルを15dB減衰させましょう。

PEAKランプが頻繁に点灯する場合も、PADスイッチをオンにすると改善されます。一方、音が小さすぎてGAINつまみを上げすぎてしまうと、歪みの原因になりますので、GAINつまみは4〜5の位置から調整をスタートすることをおすすめします。

MUTEスイッチの使い方

MUTEスイッチを押すと、アンプからの出力をミュートできます。これにより、セッティングの変更時にノイズが出ることを防げます。さらに、ステージ上でのチューニングの際にも便利に活用できます。

ミュート中は、PILOTランプが点滅します。スイッチを再度押すとミュートが解除され、アンプから音が出力されるようになります。

使い方と音作りの基本

接続 & 電源ON

  1. ベースをINPUT端子に接続
    • パッシブベース → PASSIVE(-15dBオフ)
    • アクティブベース → ACTIVE(-15dBオン)
  2. スピーカーキャビネットを接続(4Ω or 8Ω)
    • スピコン端子推奨(1/4インチでもOK)
    • 4Ωで最大450W、8Ωなら250W出力
  3. 電源ON(POWERスイッチ)
    • 音量を上げる前に MUTEスイッチをON にしておくと安全

 出力と音量調整(MASTER / GAIN)

  • GAIN(ゲイン)入力信号の調整(上げすぎると歪む)
  • MASTER(マスター)最終的な音量調整(スピーカーの出力をコントロール)

基本の設定例

  • クリーンな音 → GAIN 12時 / MASTER 3時
  • 太いドライブ感のある音 → GAIN 3時 / MASTER 12時(少し歪む設定)

「CLIPランプ」が赤く点灯しすぎると音割れするので注意!

イコライザーによる音作り

次に、B2-REの華であるイコライザーを使った音作りについて見ていきましょう。

セミパラメトリックEQ

B2-REには、Bass、Ultra Mid、TrebleというセミパラメトリックEQが搭載されています。Bassつまみで低音域(50Hz付近)、Ultra Midつまみで中音域、Trebleつまみで高音域(5kHz付近)をそれぞれ調整することができます。

 基本のEQ設定(3バンドEQ + グライコ)

B2-RE は 3バンドEQ(BASS / MID / TREBLE)に加え、9バンドグラフィックEQ を搭載。

3バンドEQ(基本のトーン調整)

  • BASS(低音):50Hz付近をブースト/カット
  • MID(中音):800Hz付近を調整(重要)
  • TREBLE(高音):5kHz付近を調整

最初はすべて12時(フラット) にして、ベースやキャビネットに合わせて調整!

ベースの基本的なキャラクターづくりはこの3つのEQつまみで行います。低音は太さやボリューム感、中音域はヌケや存在感、高音は歯切れやキレを調整できます。各つまみを組み合わせて、理想のサウンドを見つけていきましょう。

9バンドグラフィックEQ

さらに、B2-REには9バンドのグラフィックEQが搭載されています。これを使えば、より細かい周波数帯域の調整が可能になります。ON/OFFスイッチを押すと、EQが有効になります。

例えば、ボディー感を出したい場合は250Hz付近を、ヌケを出したい場合は500Hzを上げるなど、効果的な使い方ができます。グラフィックEQを駆使すれば、よりパーソナライズされた理想のサウンドに近づけるはずです。

 9バンドグラフィックEQ(細かい音作り)

  • 400Hz~800Hz を上げると抜けの良いミッドレンジが強調
  • 50Hz~100Hz を上げると低音が太くなる(ただしブーミーになりすぎないように注意)
  • 4kHz以上 を上げるとスラップのアタック感が強調される

グライコは「ON/OFFスイッチ」があるので、必要なときだけ有効に!

その他の機能と活用法

B2-REには上記以外にも様々な機能が搭載されています。

リミッターとスピーカー保護

LIMIT DEFEATスイッチは、リミッター回路のオン/オフを切り替える機能です。リミッターは、過度な入力信号によるスピーカーの破損を防ぐように設計されています。通常はこのスイッチをオンにしておくことをおすすめします。

さらにB2-REには、DDTコンプレッサーやサーマル・スピーカー・プロテクションなどの保護回路も搭載されています。過入力や温度上昇による破損を最小限に抑えてくれるので、安心して演奏に集中できます。

バイアンプ機能

B2-REには、パワーアンプ入力とプリアンプ出力が装備されています。これを利用すれば、簡単にバイアンプ運用が可能です。低域と高域をそれぞれ別のパワーアンプで駆動させ、より理想的なサウンドを実現できます。

バイアンプモードでは、FREQUENCYつまみで高域と低域の分岐周波数を、BALANCEつまみでハイとローの音量バランスを調整します。自分なりの最適なバイアンプ設定を見つけてみましょう。

ラックマウント方式

B2-REはスタンダードな19インチEIAラックマウント方式を採用しています。ラックケースに収納すれば、スペースを有効活用できます。また、スピーカーキャビネットとの組み合わせも自在です。

ラックマウントのまま使うか、ラックから取り外してトップパネルを上に向けるかは、用途に応じて選択できます。モバイルなスタジオユースやライブツアーにも最適です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アンペグのB2-REは、パワフルな450Wの出力と高度なイコライザー機能、さらに便利な機能を備えた、多彩な表現力を持つベースアンプ・ヘッドです。本記事で説明した基本的な使い方と応用テクニックをマスターすれば、きっとB2-REの魅力を余すところなく引き出せるはずです。

ラックマウント方式や保護回路の充実など、B2-REの機能面での利点も多数あります。ライブハウスからスタジオ、さらにはツアーにも付き合える頼れるパートナーといえるでしょう。使いこなせば、確実にあなたのベーシストとしての可能性を広げてくれるはずです。ベース・サウンドメイキングの新たな地平を切り開いてください!

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