フェンダーテレキャスターその3 ヴァリエーションモデル

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フェンダーテレキャスターその3 ヴァリエーションモデル

ブルースギター大名鑑を引用して、ご紹介してみたいと思います。

 ヴァリエーションモデル

フェンダーはテレキャスターのヴァリエーションを徐々に増やしていく。 1959年、 テレキャスターのデラックス版としてカスタム・テレキャスター [正式モデル名はテレキャスター・カスタム] 登場。
1968年にはセミホロウ・ボディーのシンラインが続く。

同年には、ジョージ・ハリスンも弾いた重量級モデルのローズウッド・テレキャスターや、サイケデリックなペイズリー・テレキャスターが発表された。

1972年には、 ギブソンに近い仕様のテレキャスター・カスタム [1959年発表のカスタム・テレキャスターとは別モデル] が発売される。

しかしほとんどのギタリストにとって本物のテレキャスターとは、小細工を加えていないソリッド・ボディー、 シングルコイル・ピックアップの名機2基、 無駄を一切省いたデザインのオリジナル・モデルなのである。 ジェイムズ・バートン、ジミー・ペイジ、キース・リチャーズ、 ダニー・ガットン、 ロイ・ブキャナン、エリッククラプトン、ヤードバーズ時代のジェフ・ベック、クラレンス・ホワイト、ロベン・フォードといった名だたるギタリストたちが、オリジナル ・テレキャスターの価値を証明している。
やはりオリジナルなのですね!

ここでやはりテレキャスターでブルースで強力なのはこの人でしょう!という事で!!!

アルバート・コリンズ albert collins

冷たく鋭角的なギター・トーンから、人は彼を「アイスマン」と呼んだ。

彼自身も呼び名にちなみ 『アイス・コールド・ブルース (Ice Cold Blues) フロストバイト(Frostbite)』 『コールド・スナップ (Cold Snap)』などのアルバムを発表した。 アルバート・コリンズ、1932年テキサス州レオナ生まれ。

史上まれに見る凶暴かつ型破りなブルース・ギタリストであり、そのサウンドはフレディー・キング張りにクールだった。 ギター・スリム、Tボーン・ウォーカー、ローウェル・フルスン、ゲイトマウス・ブラウンといったブルースのプレイヤーから大きな影響を受けつつ、独自のタイルを築き上げる。 弦をわしづかみするようなフィンガースタイル。

スウィング感にあふれオルガンテ に鳴り響くブルース/ファンクのフレーズ。

彼の手には常に、1961年製テレキャスターがあった。バインディングを追加し、ネック側にハムバッキング・ピックアップを付けた特別仕様のギターを、最大音量に上げたフェンダー製クワド・リヴァーブ・アンプにつなぎ、すさまじい爆音で聴衆の度肝を抜いた。

チューニングは非常に変則的なマイナー・チューニング(オープンEまたはオープンFが多い)。カポを多用したが、7または8フレットという高フレットにはめることもあった。

1958 年に〈ザ・フリーズ (The Freeze)〉がヒットした後、低迷期が続くが、 60年代末にはキャンド・ヒートの誘いがきっかけでロック・コンサートに出演。1970年代に一時録音から遠ざかるものの、 1980年代に復活し、1993年には傑作アルバム 『コリンズ・ミックス (Collins Mix)』 を録音する。 このころには、ジョン・リー・フッカー、ゲイリー・ムーア、 B・B ・ キング、そしてコリンズの熱烈なファンであるロバート・クレイらのアルバムにもゲスト参加している。 1993年、 がんにより 61歳で永眠。

テキサスが生んだもっとも熱い男、それがアイスマンである。

仕様

ブルース仕様のテレキャスター
オリジナル・テレキャスターを愛するファンの熱意に応え、フェンダーは1982年以降、ワンピース・メイプル・ネックの1950年代製モデルや、 ローズウッド材の指板を張った 1960年代製モデルなどを復刻する。

また、 1986年発表以来の人気モデル、アメリカン・スタンダード・テレキャスターといった精巧な現行モデルもラインアップ。
1990年代にはさまざまな仕様のセット ネック テレキャスターが作られていたこともある。

フェンダー・カスタム・ショップに注文すれば、アルバート・コリンズシグネチャー・テレキャスターなど、有名なブルース・プレイヤーの愛器を再現したギターを買うこともできる。

 

 

この 「シグネチャー」 モデルの傑作の一つ、マディ・ウォーターズ・テレキャスターは、本人が仕様変更を重ねた 1957年製テレキャスターの再現モデル。

Fender Muddy Waters custom Telecaster

エクストラ・ワイド幅のネック、ピックガードを固定するために追加されたねじ、 金属製ノブの替わりに取り付けられたスカート付きデザインのアンプ用ノブなど、細部まで忠実によみがえらせている。

ただし、

マディのほえるようなボトルネック・サウンドまで再現できるかどうかは、

プレイヤーの腕次第だ←おっしゃる通りです!!

 

 

 

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