はじめに
エフェクターはギタリストにとって音作りの重要なツールです。中でも、ファズエフェクターは独特の歪みと歪んだ倍音によるユニークな表現力があり、ロック、ブルース、サイケデリックなどのジャンルで幅広く愛用されています。
トーンベンダーの音はカッコ良いですね!ジミーペイジ等の音で確認できます!
今回はこのペダルです
Animals Pedalが手がけた「Rover Fuzz」という名作ファズペダルを紹介します。、ヴィンテージファズの温かさと現代的な使いやすさを兼ね備えた人気のファズペダルです。
トーンベンダー系のサウンドをベースに、幅広いサウンドメイクが可能で、多くのギタリストから高い評価を得ています。
このペダルは、クラシックなファズサウンドの魅力を現代のニーズに合わせて再構築したもので、ビンテージの風合いと使いやすさを兼ね備えた魔法のようなペダルなのです。
Rover Fuzzの特徴
Rover Fuzzは、Animals PedalとSkreddy Pedalsのコラボレーションによって生まれました。Skreddy PedalsのMarc Ahlfsが設計を手がけ、ビンテージパーツを使わずに最高の音色を実現しています。
Animals PedalとSkreddy Pedalsは、どちらも高品質なエフェクターを制作していることで知られるブランドですが、この2つのブランド間には特別なコラボレーションが存在します。
Animals Pedalは、世界的に人気のあるエフェクターブランドであり、その製品は革新的な回路設計と使いやすさで知られています。一方、Skreddy Pedalsは、ヴィンテージサウンドを追求した高品質なファズペダルで高い評価を得ています。
この2つのブランドがコラボレーションした結果、いくつかの特別なエフェクターが誕生しました。その中でも特に注目されるのは、「Rover Fuzz」です。
Rover Fuzzは、Skreddy Pedalsの創設者であるMarc Ahlfs氏が設計したファズペダルで、Animals Pedalのプラットフォームで製造されています。このペダルは、クラシックなファズサウンドを再現しつつ、Animals Pedalならではの使いやすさと手頃な価格を実現しています。
Rover Fuzzは、そのサウンドと品質の高さから、多くのギタリストに愛用されています。Skreddy Pedalsのサウンドをより多くの人が手軽に体験できるようになったという点で、このコラボレーションは非常に意義深いと言えるでしょう。
クラシックなトーンベンダースタイル
Rover Fuzzは、60年代のファズトーンがもつ暖かく”Wooly”な歪みを再現しています。ギターのボリュームコントロールやピッキングの強さによって、ファズの量を動的にコントロールできるのが特徴です。アーティキュレートなフレーズでは、サウンドをクリーンアップすることもできます。
このペダルの真骨頂は、Woolコントロールです。このノブを調整することで、タイトできれいな歪みから、レンガの壁のようなブリックウォールファズまで、多彩なクラシックファズトーンを作り出すことができるのです。
使いやすさと柔軟性
Rover Fuzzは、ビンテージのファズペダルが抱えがちな問題がありません。他のディストーションペダルと同様に、バッファーやワウペダルと組み合わせて使用できます。また、気温や演奏環境の変化にも左右されずに、安定したサウンドを提供してくれます。
ヴィンテージの魅力を残しつつ、現代のニーズに合わせて設計されているのが大きな魅力です。クラシックなファズトーンを求めつつ、扱いやすさも重視するギタリストにぴったりのペダルと言えるでしょう。
シンプルでコンパクト
Rover Fuzzは、操作が簡単で、コンパクトなボディーサイズを実現しています。初めてエフェクターを使うギタリストでも、すぐに理解して使いこなせるでしょう。また、リーズナブルな価格設定も魅力のひとつです。
サイズが小さいため、ペダルボードに余裕を持って搭載することができます。ライブやスタジオレコーディングなど、様々なシーンで活躍してくれることでしょう。
サウンドの魅力
Rover Fuzzは、リードギターにおいてなめらかでシルキーな歌うようなトーンを生み出します。一方でコードを弾く際には、鋭いエッジを加えてリフにカラーリングを施すこともできます。
クラシックロックやブルースに最適
このペダルが生み出す歪みは、クラシックロックやブルースのギターフレーズにピッタリと馴染みます。1960年代のロックの名フレーズを再現したくなるようなサウンドです。
また、ミックスの中でも存在感を発揮してくれます。他の楽器と絡み合ってもクリアーな歪みを保ち、リードラインをはっきりと印象付けることができるはずです。
レコーディングにも向いている
Rover Fuzzはスタジオレコーディングにも適しています。ダイナミックかつナチュラルなレスポンスを実現しているため、ギタリストの細かいタッチの違いを余すところなくレコーディングできます。
またミックス時にも、要所要所でアクセントをかけやすいファズサウンドです。ベースギターとの相性も良好で、低音のアタックを際立たせるのに役立ちます。
レビュー
かなり歪みますが、ファズというかディストーションか?いや、とても扱いやすい音に感じました。
woolコントロールでかなりなファズらしいサウンドにもなります、attackで歪みの量を調整出来、他のエフェクターと組み合わせてもよしと、良い所だらけです。
が、しかし一つ物足りないとかんじたのは、ボリュームを絞った時のクリーンサウンドです、クリーンにはなるのですが、ファズフェイス系のパリンとした鈴なりな音までは行きません。
そこで、思いついたのがローバーファズの後段にFulltone [フルトーン] ’70 BC-108C fuzz(ファズフェイス系)を置くと、
設定はこんな感じ、
ボリュームを絞った時あの感じの鈴なりサウンドが出ました、ボリュームを上げた時もバッチリです、この組み合わせは使えますね。ファズ2つの後ろはts系か、ケンタ系かトランスペアレント系です。
まとめ
Animals Pedalの「Rover Fuzz」は、クラシックなファズサウンドの魅力を現代のニーズに合わせて設計されたペダルです。暖かく”Wooly”なヴィンテージのファズトーンを再現しつつ、使いやすさと柔軟性も兼ね備えています。操作は簡単で、扱いやすいのも魅力のひとつです。
クラシックロックやブルースはもちろん、モダンなジャンルでも存在感を発揮するファズサウンドを生み出してくれるでしょう。多彩なトーンメイクが可能なRover Fuzzは、幅広いギタリストから支持を集めるに違いありません。
旧デザインですが、動画です!!
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