ROGER MAYER Voodoo-Vibe
だいぶ年季が入っていますが
ROGER MAYERとは?
ギターエフェクターを開発した電子エンジニア。英国の著名なギタリスト達のためにディストーションの設計、組み立てをしていた人で、ジミヘンドリクスのエフェクターを作った人です。今でいうハンドメイド、自作でエフェクターを作る人なのでしょう。当時のミュージシャン達がエレキギターのサウンドをこんな音にしたいと言った、願いを叶えた人なのでしょう。
仕様
コントロール
■Function:エフェクトを切り替えます。(Chorus/Vibrato/Tremolo)
■Speed Range:スイープのタイプ、スピード・レンジをセットします。クラシックとパルス、それぞれに3種のスピード・レンジがあります。
■Speed:スイープのスピードをコントロールします。
■Symmetry:直線性(クラシック)もしくは、オン/オフ・レシオ(パルス)をコントロールします。フィルター・スイープやトレモロ・モジュレーションに影響を与えます。
■Bias:コーラス、ビブラートでは違ったスイープを作り出し、その中心となる周波数を変化させます。トレモロではデプスとオフセットをコントロールします。
■Intensity:エフェクトのデプスをコントロールします。
■Output:出力レベルをコントロールします。
■電源:DC9Vアルカリ乾電池、ACアダプター(レギュレーター内蔵DC9V 50mA以上 センター・マイナス)
■寸法、重量;220Wx 75Hx 150Dmm、1580g
~メーカーサイトの解説より~
■アナログ・プロセッシングの芸術、Voodoo-Vibeが新しくなりました。Voodoo-Vibe+では、クラシックな波形に方形波が加わり、より多彩なスイープを実現しています。スイープ・ジェネレーター、シンメトリー・レンジなども拡張し、更に一歩進んだエフェクトが可能です。Voodoo-Vibe+は、ロジャー・メイヤーがジミ・ヘンドリックスのために施したモディファイ・サウンドをそのまま再現しています。
■歴史を紐解くと、Voodoo-Vibeの誕生以前には、スティーヴィー・レイヴォーンやロビン・トローワーが使用した次世代版Uni-ViveであるSupervibeを、ロジャー・メイヤーが生み出していました。続いてコーラス/ヴィブラートにトレモロを加えたVoodoo-Vibeが90年代初めに登場します。その後は、瞬く間にトップ・プレイヤー達が使い始めたことは有名です。そしてこの度、更にパワーアップしたVoodoo-Vibe+の登場となりました。
■Voodoo-Vibeは完全にアナログ回路にて構成し、デジタル・エフェクトでは不可能なフルサウンドを実現しています。デジタル・エフェクトではデジタル・ジッパー・ノイズのため、フル・ダイナミックレンジではギタートーンが劣化してしまいます。しかし、Voodoo-Vibe +のオーディオ・パスは全てクラスAディスクリートで構成しています。これにより、超低ノイズかつクリアーな音質が実現し、SN比はCDより約12dB高い102dBです。更に、パワーサプライ・フィルタリング機能も搭載しており、ACアダプター使用時でも極めてノイズを少なく抑えます。
使い勝手、音など
ツマミが色々あり、いろんな種類の音が出せるので、最初はセッティングに悩みました。昔やっていたバンドで歌物?ビジュアル系テイストが入っていた?ハードロック調?(よくわかりませんが)なバンドを手伝っていた時に、CHORUSモードで少しコーラスがかかっているかなという感じで常時オンで使っていました。この手のバンドのサウンドは、先入観もあるでしょうが、どちらかというとデジタルぽいサウンドが多いのかなと思いまして、常にコーラスを噛ませようと思い、使用してましたがVoodoo-Vibeは完全にアナログ回路なので、全くデジタル臭さがなく、常時オンでも”イナタイ”サウンド全開で、自分好みの音でしたね。やりすぎるとジミヘンサウンドも出せるので、大好きでした!CHORUSモードはまさにジミヘンになります。Vibrato/Tremoloは当時、あまり使いこなせなかったですが、今は行けそうです!
あとはZOOM MS-50G マルチストンプに入っている、Uni-Vibeと比べて見ましたが、やはり全然違いますね、Voodoo-Vibeの方が残響音がとてもクリアで暖かい音がします。
自分にとっての難点は、個体のデカさですね、このサウンドで個体がもう少し小さければ、持ち運びにも便利なんですけど
しかし、とても良い空間系のエフェクターだと思います、スーパーギターヒーロー、ジミヘン目指して頑張ります!!!
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