【徹底レビュー】BEHRINGER GDI 21で手に入れる本物のアンプトーン!コスパ抜群のギターエフェクター

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はじめに

ギタリストの皆さん、こんにちは。本日は、Behringer社の人気ギターエフェクター「GDI 21 Guitar Amp Modeler DI Box」について、徹底的にレビューしていきたいと思います。このペダルは、アナログのアンプシミュレーションを搭載しており、様々なアンプの音色を忠実に再現できるという魅力があります。元ネタはSansamp GT2だとおもわれますが、リーズナブルな価格帯ながら、高い性能を誇るこのペダルの真価を、一緒に探っていきましょう。

現在は販売終了してますが、中古市場には破格の値段であったりします。

製品概要

まずは、GDI 21の基本的な仕様から見ていきましょう。このペダルは、3種類のアンプモデル、3種類のゲインモード、3種類のマイクシミュレーションを備えています。つまり、27通りの異なるサウンドを作り出すことができるのです。

アンプモデル

搭載されているアンプモデルは、以下の3種類です。

  • TWED (Fender Tweed Bassman)
  • BRIT (Marshall JCM800)
  • CALIF (Mesa Boogie Mark II C+)

このように、クリーンからハイゲインまで幅広いジャンルをカバーしています。特に、マーシャルのアンプモデルは抜けが良く使い勝手がよいと評価されています。

ゲインモード

ゲインモードは、CLN(クリーン)、OD(オーバードライブ)、DIST(ディストーション)の3種類が用意されています。これらを組み合わせることで、さらに音作りの幅が広がります。

マイクシミュレーション

GDI 21には、3種類のマイクシミュレーションが搭載されています。アンプのキャビネットに仮想的にマイクを設置し、マイクの位置によって音質が変わるのをシミュレートしています。これにより、レコーディングスタジオのような臨場感あふれるサウンドが得られます。

操作性

GDI 21の操作性は、非常にシンプルで分かりやすいものになっています。フットスイッチを使ってアンプモデルを切り替え、ノブを回してゲインやトーンを調節するだけです。

ノブ

  • DRIVE: ゲインの量を調節
  • TREBLE: 高音域を調節
  • BASS: 低音域を調節
  • LEVEL: 全体の音量を調節

これらのノブを組み合わせることで、好みの音作りが可能になります。ただし、中域のEQがないのが残念なポイントです。

入出力端子

GDI 21には、以下の入出力端子が装備されています。

  • ギター入力
  • アンプ出力
  • ライン出力 (XLRバランス/TS不平衡)

ライン出力は、レコーディングやPAシステムへの直接入力に便利です。DIボックスとしても活用できるのが魅力的です。

音質

さて、本命の音質についてですが、GDI 21はコストパフォーマンスに優れた製品だと言えます。真空管アンプのようなコンプレッション感や音の太さ、音圧を再現しており、クオリティの高い音が得られます。

アンプシミュレーションの忠実度

GDI 21のアンプシミュレーションは、オリジナルのアンプサウンドをかなり忠実に再現していると感じられます。特に、クリーンからクランチまでの音作りには長けていると思われます。ただし、ハイゲインの歪み音については、若干物足りなさを感じる場合があります。

ノイズ

アナログ回路を搭載しているため、若干のノイズは避けられません。しかし、録音環境などでは大きな問題にはならないでしょう。ライブハウスなどの騒音下では、ノイズは目立たなくなります。

使用シーン

GDI 21は、様々なシーンで活躍できる万能選手です。リハーサルやライブ、レコーディングなど、さまざまな場面で役立ちます。

ライブ/リハーサル

コンパクトなペダルサイズながら、本格的なアンプトーンを再現できるのが最大の魅力です。PAやモニタースピーカーに直接接続できるので、大音量を出さずにリハーサルができます。ライブハウスでも、フロントスピーカーにダイレクト入力できます。

レコーディング

レコーディング用途でも活躍します。ライン出力からDIレコーディングができ、後からアンプシミュレーションをかけるといった使い方も可能です。ただし、音の解像度が若干低いため、本格的なレコーディングには別のインターフェースを使うことをおすすめします。

練習

大音量を立てずに練習したい場合にも重宝します。ヘッドフォンで聴くこともでき、夜間の練習にも最適です。初心者から上級者まで、幅広いレベルのギタリストに適しています。

まとめ

以上、Behringer GDI 21 Guitar Amp Modeler DI Boxの徹底レビューをお送りしました。この製品は、リーズナブルな価格ながら、高い性能とコストパフォーマンスを誇るアンプシミュレーターです。クリーンからクランチまでの音作りに長けており、さまざまなシーンで活躍できる万能選手といえるでしょう。一方で、ハイゲインの歪み音の再現力や中域のEQ調整ができない点が課題として残されています。しかし、初心者から上級者まで、幅広いユーザーに喜ばれる製品だと思います。コンパクトなボディと豊富な機能性、そして何よりも手頃な価格が魅力的です。ギタリストの皆さん、是非一度試してみてはいかがでしょうか。


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