ERNIE BALL MVP Most Valuable Pedal

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エフェクター
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はじめに

やはり、音楽には強弱、抑揚、音量の大小が必要ですね、という事でボリュームペダルです。上手なギタリストはボリュームのコントロールが非常に上手いです!

ギター演奏において、適切なエフェクターペダルの選択は非常に重要です。今回は、ERNIE BALL社の革新的なボリュームペダル「MVP Most Valuable Pedal」について詳しく見ていきましょう。従来のボリュームペダルとは一線を画すこのペダルは、ギタリストの可能性を大きく広げてくれる魅力的な製品です。

 

仕様

  • ミニマム・ボリューム・コントロールとゲイン・ボリューム・コントロールを装備
  • バッキングからソロ・プレイまで、多彩なサウンド・コントロールを可能にしたボリューム・ペダル
  • チューナー・アウトの装備により、ヒール・ダウン・ポジションにおいて音を出さずにチューニングが可能
  • 電源:9VDC (別売) 、または9Vアルカリ電池(別売)を使用
  • サイズ: 約89 (W) x 254 (L) x 53 (H) mm (ゴム脚および突起物を含まず) 重量: 1,073g

    製品の特徴

    ERNIE BALL MVP Most Valuable Pedalは、単なるボリュームペダルではありません。アクティブ回路を搭載し、豊かな機能性を備えています。

    アクティブ回路による音質劣化の抑制

    従来のパッシブ回路のボリュームペダルでは、音量を絞ると高域が失われ、音質が劣化してしまうという課題がありました。しかしMVP Most Valuable Pedalは、アクティブ回路を採用することで、この問題を解決しています。音量を絞っても、元の音質をキープできるのが大きな魅力です。

    また、この回路設計によって、ペダルボード上の位置に関わらず安定した性能を発揮します。エフェクターチェーンの先頭に置いても、最後に置いても、音質の変化は最小限に抑えられます。

    0dBから+20dBまでの広い音量調整範囲

    MVP Most Valuable Pedalは、音量調整範囲が0dBから+20dBまで広がっています。これにより、静かな音からブーストされた大きな音までをスムーズにコントロールできます。ギタリストの表現の幅が大きく広がるでしょう。

    ブースト機能を搭載しているため、アンプを鳴らし過ぎることなく、自然なオーバードライブサウンドを作り出せます。ソロパートではブーストを使い、リズムパートでは通常の音量に戻すなど、ライブ演奏での活用が期待できます。

    ミュート機能の装備

    MVP Most Valuable Pedalには、ミュート機能も備わっています。ペダルを踏み込むと、完全にミュートされるので、チューニングの際に非常に便利です。また、フレーズの切り替え時にも活躍してくれるでしょう。

    ミュート機能は、ノイズを極力抑えた設計になっています。エフェクターチェーンの前後に置いても、ノイズの問題は起きにくくなっています。

デザインと使い勝手

MVPは、機能性だけでなく、デザインと使い勝手にも優れたペダルです。

コンパクトで堅牢なボディ

MVPのボディは、コンパクトかつ頑丈な作りになっています。ペダルボード上で余計なスペースを取らず、持ち運びも簡単です。また、ステージでの過酷な使用に耐えうる堅牢な設計が施されています。

以下の表は、MVPのサイズと重量を示しています。

奥行き 高さ 重量
89mm 254mm 53mm 680g

スムーズな操作性

MVPのペダル部分は、滑らかで踏み心地が良く設計されています。ライブ演奏でも確実な操作が可能です。また、ペダルの角度を調整できる機能もあり、ギタリストの足の大きさや位置に合わせて最適な状態で使用できます。

電源は、9V DCアダプターまたは9Vアルカリ電池の両方に対応しています。ACとDCの両用電源なので、場所を選ばず使用できるのが便利です。

使い心地

ボリュームペダルは、使い方に迷うところがありますが、ギターより後ろに置いて、ギターソロで音量アップか、ギターより前で全体的に音量変化かで、ハイインピーダンスとローインピーダンスモデルと選ばなければならないのですが、アクティブモデルで電池駆動の為、どとらにでも使えるところが便利ですね。音痩せのほうもほぼ気になりません。

ゲイン・ボリューム・コントロールが搭載されていて、ボリュームペダルなのに歪みます(笑)これも面白い使い方ができそうです。

自分の使い方

色々な使い方ができる為、どう使おうか迷ってたところ、FULLTONE “70” ファズとの組み合わせですね、単体の音も良いのですが、ローゲインのオーバードライブと組み合わせ、手元のボリュームを絞ると、とても良い感じです、そして手元のボリュームを全開にすると、過激な音になります!これをボリュームペダルで操作して、手元はさらにクリーンの鈴なりトーンまで操作できるようにすれば手元とボリュームペダルで2段階でボリュームコントロールできます。最近はこの使い方にハマりました!
ファズとボリュームの関係は面白いですね!

様々なギタリストの用途に適した製品

MVPは、その高い機能性から、さまざまなギタリストのニーズに応えられる製品です。

リズム&リードの細かい音作り

ブースト機能とコントロールできる音量範囲の広さから、MVPはリズムとリードの音作りに最適です。リズムパートではボリュームを絞り、リードパートではブーストをかけるなど、フレーズに合わせて自在に調整できます。

またオーバードライブの入り具合も、このペダル一つで細かく調整可能です。干渉を最小限に抑えた上で、アンプの性能を100%活かしたトーンメイキングが可能になります。

レコーディングへの活用

MVPの特性は、レコーディングの場でも大いに役立ちます。これまでのボリュームペダルでは、音量を絞ると高域が失われてしまい、プロの録音現場で避けられがちでした。しかしMVPはアクティブ回路を搭載しているため、この課題を解決しています。

さらに、このペダルを介してギターの出力をPCに直接取り込むこともできます。MVPがバッファの役割を果たすため、ピュアなギター音をレコーディングできるのです。

ライブ活用におけるメリット

ミュート機能とブースト機能の両立は、ライブ演奏においてMVPの大きな強みとなります。ステージ上でのチューニングや、フレーズの切り替え時に、スムーズな操作が可能になります。

また、ギタリストと観客の距離が離れすぎると、小さな音が聞こえづらくなります。そんな場合にMVPのブースト機能を使えば、小さな音も観客のもとへしっかり届けられるでしょう。

結論

RNIE BALL MVPは、単なるボリュームペダルの域を超えた、優れた製品です。アクティブ回路による音質の維持、豊富な機能、そして使い勝手の良さなど、多くの魅力を併せ持っています。

ギタリストのニーズに合わせて、リズム&リード用の音作り、レコーディングの際の音質維持、ライブでの瞬時の音量調整など、様々なシチュエーションで活躍してくれるでしょう。単にボリュームをコントロールするだけでなく、演奏表現の幅を大きく広げてくれるペダルといえます。

ボリュームペダルの選択を検討している方は、是非ERNIE BALL MVPを候補に入れてみてください。革新的な機能性と高い信頼性を兼ね備えた、まさに”最も価値のあるペダル”なのです。

このボリュームペダルは色々な使い方ができそうで、良いですね!オールマイティな感じです。

サウンドハウス

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