ROCKTRON HUSH The Pedalノイズリダクション

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ROCKTRON HUSH The Pedal

エレキギターにおいてエフェクターを多数使用すると、やはりノイズ問題が出てきます。
その時はノイズゲートかノイズリダクションでしょう!

ノイズゲートとリダクションの違いは

ノイズゲートとノイズリダクションは、ノイズの制御に関連するが、違いがあります。
1. ノイズゲート(Noise Gate)
   – **動作原理**: ノイズゲートは、一定の閾値以下の音を自動的にカットするデバイスです。閾値を設定し、それ以下の音はシャットアウトされます。
   – **主な用途**: 主に演奏がないときや弱い音が演奏されているときのサイレントな状態を保つために使用されます。
   – **特徴**: ゲートが閉じると、音が急に途切れることがあり、自然なディケイが損なわれることがある。
2. ノイズリダクション(Noise Reduction)
   – **動作原理**: ノイズリダクションは、ノイズを検知してそれを減少させる機能を持つデバイスやアルゴリズムです。一般的にはサウンドシグナルを分析し、不要なノイズを抑える手段を提供します。
   – **主な用途**: リダクションは、演奏中におけるノイズやハムを抑制することに焦点を当てています。サウンドの品質を保ちながら、不要なノイズを除去します。
   – **特徴**: リダクションは、ゲートよりも滑らかにノイズを減少させ、演奏が終わっても急激な切り替えが発生しにくいです。
簡単に言えば、ノイズゲートは閾値以下の音を切り捨てる役割を果たし、ノイズリダクションはノイズを抑制しながらサウンドの質をできるだけ損なわずに維持することを目指しています。
ノイズゲートの場合だと上手く設定出来れば良いのでしょうが、音量を下げた時の音の途切れが、きになります。ノイズリダクションの場合はそういった問題がないので良いのではないでしょうか?

ノイズリダクションのメリット

1. **クリーンなトーン維持**: ノイズリダクションは、ノイズを抑制しながらもサウンドの質をできるだけクリーンに維持します。演奏中に外部からの干渉を最小限に抑え、音楽的な表現を向上させます。
2. **自然なディケイ**: リダクションは、ノイズを滑らかに減少させるため、音が急激に切り替わることが少なく、自然なディケイを保ちます。
3. **柔軟性**: 多くのノイズリダクションデバイスは、設定やカスタマイズのオプションを提供し、異なる演奏状況に適応できる柔軟性を備えています。

ノイズリダクションのデメリット

1. **コスト**: 高品質で複雑なノイズリダクションデバイスは、一般的にコストがかかります。入手や維持に一定の費用がかかる可能性があります。
2. **設定の難しさ**: 設定や調整が難しい場合があります。適切なパラメーターの設定が必要で、初めてのユーザーには学習曲線があるかもしれません。
3. **遅延の可能性**: 一部のノイズリダクションシステムは、信号処理に伴う微小な遅延を生じることがあります。これは演奏時のタイミングに影響を与える可能性があります。
総じて、ノイズリダクションはクリーンなサウンドを保つ上で非常に効果的ですが、適切な設定と取り扱いが必要です。

ノイズゲートのメリット

1. **ノイズの排除**: ノイズゲートは、設定された閾値以下の音を自動的に遮断するため、演奏がないときや音が非常に弱いときにノイズを排除します。
2. **シンプルな操作**: 一般的に、ノイズゲートはシンプルで使いやすい操作を提供します。閾値を設定することで基本的な機能が簡単に実現できます。
3. **即座な効果**: ノイズゲートは音がしきい値を下回ると即座に閉じ、ノイズが消失します。これにより、静かなパッセージや休憩部分でサウンドがクリーンに保たれます。

ノイズゲートのデメリット

1. **ディケイの不自然さ**: ノイズゲートが急激に閉じると、音が急激に切り替わり、ディケイが不自然に聞こえることがあります。これは演奏の自然な流れを妨げる可能性があります。
2. **信号の切断**: 演奏が非常に静かな場面では、ノイズゲートが閉じてしまい、本当に微弱な音も検知されずにカットされることがあります。
3. **設定の難しさ**: 適切な閾値の設定が重要であり、演奏シチュエーションによっては微調整が必要なことがあります。これに慣れるまでが難しいことがあります。
総じて、ノイズゲートはノイズの効果的な排除を提供しますが、デメリットとして音の不自然な切り替えや微弱な音の損失に対処する必要があります。

ROCKTRON HUSH The Pedalのレビュー

ノイズリダクションの定番の
ROCKTRON HUSH The Pedalのレビューをしてみたいと思います。

スペック

■ギター用ノイズリダクション
~メーカーサイトの解説より~
■最も進化したノイズリダクションHUSHが熱いリクエストにお応えして、2002年再びペダルになって登場です。数々のトッププロが愛用するHUSHの機能そのままに登場したHUSH THE PEDALは最新の特許取得済V.I.R.(VARIABLE INTEGRATED RELEASE)を内蔵するHUSHディスクリート回路を搭載しており、最もスムーズに原音を劣化させること無く、ギターやエフェクターの発する嫌なノイズを除去します。加えて、ノイズが除去されることでハイゲインサウンドはより激しく、静かなサウンドはより静寂になり、サウンドのコントラストがはっきりします。また耐久性の高い、スチール製のシャッシーのコントロール部は窪んでおり、不用意にセッティングが動かないようになっています。
■電源:9V電池または9Vアダプター(別売)

評価等

Catalinbread Naga Viperトレブルブースターと歪みペダルの組み合わせは、ペダルの設定次第でホワイトノイズ(ギター本体のボリュームを下げてもサーというノイズがアンプから出ます)が結構ひどくて、MCの場面などでも、とても気になります。この問題を回避する為にも、ノイズ除去装置が必要でした。
そこで有名どころのROCKTRON HUSH The Pedalです。
操作は至ってシンプルで簡単で、スレッショルドツマミのみです。
ミニからMAXまでです。まずミニの状態だとほぼ何も変わりません。
音質も変化なしです。そこからMAXに向けて回していくとどんどんノイズ除去がされていく感じですが、MAX手前くらいまで行かないと、ノイズ除去が実感されない感じでしょうか、しかし本当に気にならない程度までキレイに除去してくれます。
fuzzなどを併用すると多少はノイズが残りますが、許容範囲なのではないでしょうか、MAXでの音質は若干変わります、多少音質が明るくなる感じですが、本当に微妙な所です。のでほぼ気になりません。
しかしこのペダルはかなり優秀だと思いました。音質をほぼ変える事なくノイズも除去してくれて、かなり使えます。
まぁただ残念な点は個体が大きすぎるところですね。かなりボードを占領してしまいます。
ですが、この製品はもう販売終了していて、いまはなんとミニサイズの

Rocktron ロックトロン ノイズ・リダクション Micro Hush 

 

が発売されてるのですね、機能が同じならこちらの方がボードを圧迫しなくて、良いのではないでしょうか。

まぁとにかくROCKTRON HUSH The Pedal!!おすすめです!!

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