はじめに
ギタリストにとって、ノイズ対策は非常に重要な課題です。特に、ライブやレコーディングの際には、ノイズが作品の品質に大きな影響を与えかねません。そこで登場するのが、ノイズゲートというエフェクターです。本日は、ROWIN製のノイズゲートについて、その特徴や使い勝手、評価などを紹介していきます。
ノイズゲートとは
ノイズゲートは、入力信号の音量がある閾値を下回った場合に、ノイズをカットする機能を持つエフェクターです。これにより、演奏時のノイズを効果的に除去することができます。
ノイズゲートの必要性
ギターやベースの演奏時には、様々な原因でノイズが発生します。特にディストーションやオーバードライブを使用する場合、ノイズの問題は深刻化します。ノイズが乗ってしまうと、作品の音質が著しく低下してしまいます。そのため、ノイズゲートは必須のアイテムと言えるでしょう。
また、ノイズゲートを使用することで、演奏の自然な雰囲気を損なうことなく、クリーンなサウンドを維持できます。ライブやレコーディングの環境を快適にするためにも、ノイズゲートは欠かせません。
ノイズゲートの種類
ノイズゲートには、アナログ式とデジタル式の2種類があります。アナログ式は、アナログ回路を使用してノイズをカットするため、自然な音質が得られるのが特徴です。一方、デジタル式は、デジタル信号処理を行うため、より精密なノイズ除去が可能です。
また、ノイズゲートには様々なメーカーから製品が販売されています。代表的なメーカーとしては、BOSS、Electro-Harmonix、ISP Technologiesなどが挙げられます。
ROWINのノイズゲート
ROWINは2013年頃に国内デビューしたブランドで、デザイン製の高い独自筐体が特徴です。通常、中国ブランドの多くが伝説的な名機をモチーフにした製品が多いですが、ROWINは同じ中国ブランドであるMOOERの製品をベースに開発していると言われています。エフェクターはもちろん、オシャレなデザインのクリップチューナーも人気です。という事らしいです。
コストパフォーマンスに優れたエフェクターメーカーでもあります。
Rowin Noise Gateの特徴
Rowin Noise Gateは、手頃な価格ながらも高いコストパフォーマンスを誇るノイズゲートです。以下のような特徴を持っています。
- THRESHOLDつまみで、ノイズリダクションの度合いを簡単に調整可能
- HARD/SOFTスイッチで、ノイズリダクションの強弱を切り替え可能
- コンパクトなミニサイズながら、電池は使用できない
- 価格は3,800円前後と手頃
これらの特徴から、「手軽に使えるノイズゲートが欲しい」「コンパクトなノイズゲートを使いたい」「とにかく安価にペダルを揃えたい」といったニーズに合うエフェクターであると言えます。
使い勝手
Rowin Noise Gateは、シンプルな操作性が魅力です。THRESHOLDつまみとHARD/SOFTスイッチのみで、ノイズリダクションの調整が可能です。初心者でも簡単に扱えるでしょう。
また、コンパクトなサイズなので、ペダルボードへの組み込みも容易です。アダプター電源のみの対応ですが、これもペダルボードへの搭載を容易にしています。
長所 | 短所 |
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導入目的
FUZZですね。FUZZとオーバードライブを組み合わせで使い、ヴォリュームを絞ってクリーントーンから、MAXの歪みまで使おうとしたときに、volumeゼロの状態で、サーーー!というノイズが入ります。特に空間や間があるバンドではNGです。そこでノイズゲートです。設定した以下の音量になると信号をシャットアウトするノイズゲート!
コスパ
この手のエフェクターは使ったことが無かったので、どれが良いのか悩みました、がやはりコストですかね。ということで、Rowin Noise Gateに決定です Amazonでこの値段です。
この値段だと1台持っておいても損はないですかね。
使い心地
仕様は
- HARD/SOFT切り替えスイッチで掛かりを調整
- 「THRESHOLD」ツマミで対象の信号をカットします。
- トゥルーバイパス設計
- DC9V(センターマイナス)で駆動。*アダプターは付属しません。
とても簡単な使い心地で、音的にも特に問題は感じられないですね。
ROWINノイズゲートの評価
ROWINのノイズゲートは、一般的に高い評価を得ています。特に、コストパフォーマンスの高さが評価されています。
レビューから見る評価
実際のユーザーレビューでは、以下のような評価がなされています。
- 「3,000円と非常に安価で、ギターノイズを完全に除去できるほど性能が高い」
- 「ゲートのタイミングが良く、ゲートの具合をスイッチで切り替えられる使い勝手の良さ」
- 「ハイゲインサウンドでも自然な音質を保てる」
一方、「ノイズゲートの機能は十分だが、同社のディストーションは期待外れだった」といった指摘もあります。製品によって評価は分かれているようです。
結論
ノイズの発生は色んなパターンがあるのでしょうが、今回の様に、FUZZとオーバードライブを常時ONの時に発生する場合などに対応できるように、一台あると便利です、ミニサイズなのもうれしいです。電池は使えませんが。コスパよし!です。
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