xotic sp compressorレビュー

スポンサーリンク
エフェクター
Pocket

はじめに

コンプレッサーは、ギタリストにとって欠かせないエフェクターの一つです。ギターの演奏をダイナミックに調整し、理想的なサウンドを実現するためには、コンプレッサーの適切な設定と使用が不可欠です。本日は、Xotic SP Compressorという優れたコンプレッサーペダルに焦点を当て、その使い方や設定方法について詳しく解説していきます。

コンプレッサーとは

コンプレッサーとは コンプレッサーの効果は大きな音量を圧縮して小さくする、レベルを揃える、サスティーンが長くなる、等の効果があります。

導入動機

今まではこのコンプレッサーというエフェクターには今ひとつ興味が湧かなく、音を圧縮して揃えるという事は、演奏のダイナミズム、強弱が無くなり、味気の無い演奏になるのではと思っていました。が、

歌モノバンドのバッキング等、クリーントーンのアルペジオで一定の音量で弾く時や、多少派手な事をやったとしても、歌を邪魔する事はなくなったりするかなぁと思い、試したくなり、導入を検討するため、情報収集です。

検討

コンプレッサーといえば!みたいなエフェクターは MXR M102 DYNA COMPProvidence VLC-1 VELVET COMP辺りでしょうか、コンプレッサーとかあまり使った事がなかったので、YouTubeでコンプレッサー系のエフェクターの動画を見て、音を比べたりして研究しました。

やはり音を制御するエフェクターなので、色々なエフェクターを聞き比べても、効果の程が良い感じになるモノもあり、あからさまなモノもあり、これは必要なのかー⁉︎と悩みました。

Xotic SP Compressorの概要

Xotic SP Compressorは、シンプルな操作性と高品質なサウンドを両立したコンプレッサーペダルです。コンパクトな筐体に収まりながら、様々なギターサウンドに対応できる柔軟性が魅力的です。

主な特徴

Xotic SP Compressorの主な特徴は以下の通りです。

  • 手頃な価格帯ながら、高品質なコンプレッション効果を実現
  • シンプルな3つのノブ(BLEND、VOLUME、COMP)で直感的に操作可能
  • 内部のディップスイッチによる細かな設定が可能
  • クリーンからディストーションまで、幅広いジャンルのサウンドに対応
  • ノイズレスで自然なコンプレッション効果が得られる

サウンド特性

Xotic SP Compressorは、ヴィンテージのコンプレッサーサウンドから現代的なサウンドまで、幅広い音作りができるのが大きな特徴です。3つのモード(Lo、Mid、Hi)を切り替えることで、コンプレッションの掛かり具合を調整できます。また、内部ディップスイッチの設定を変えることで、より細かいニュアンスの調整が可能になります。

クラシックなファンク系、ネオソウル系、モダンなディスコ系など、様々なジャンルのサウンドをXotic SP Compressorで作り出すことができます。サステインを効かせながらも、ピッキングのニュアンスを失わないので、ギターの表現力を最大限に引き出すことができるでしょう。

Xotic SP Compressorの感想

そこXotic SP Compressorです、まずは個体の小ささです、エフェクターボードにも組み込みやすいですし、電車移動ギタリストにも嬉しい感じです。肝心の音ですが、コンプレッサーのかかり具合の調節が、かなりしやすいですね。大袈裟にかけたり、薄くかけたり、ボリュームノブとブレンドノブで幅広く使えます。音質も良いですね、ちょいと高級感がでます。

この辺りは流石のxotic クオリティだと思います。あとコンプをかけすぎたりするとノイズが発生するので注意が必要です。

Xotic SP Compressorの設定と使い方

Xotic SP Compressorは、シンプルな操作性が魅力ですが、適切な設定をしないと思ったような効果が得られない可能性があります。そこで、このセクションでは、Xotic SP Compressorの設定や使い方について詳しく解説します。

ノブの設定

Xotic SP Compressorには、以下の3つのノブが搭載されています。

  • BLEND: コンプレッサーをかけた音とオリジナルの音のブレンド比率を調整します。ノブを左に回すと、ドライ音が多く混ざり、右に回すとウェット音が多く出力されます。
  • VOLUME: 出力音量を調整します。ノブを右に回すほど、音量が上がります。
  • COMP: コンプレッションの強さを3段階で切り替えます。左に回すとコンプレッション効果が弱く、右に回すほど強くなります。

初めてコンプレッサーを使う場合は、まずBLENDとVOLUMEを12時の位置に、COMPを中央に設定することをおすすめします。この設定から少しずつ調整を加えながら、好みのサウンドを見つけていくといった使い方ができます。

ディップスイッチの設定

Xotic SP Compressorの内部には、細かな設定を行うためのディップスイッチが搭載されています。主なスイッチの機能は以下の通りです。

スイッチ名 機能
ATTACK コンプレッサーが効き始める速さを調整します。ONにするとアタックが速くなります。
RELEASE コンプレッサーの効果が消えていく速さを調整します。ONにするとリリースが遅くなります。
HI CUT 高域をカットします。ONにすると高域が抑えられます。
LO CUT 低域をカットします。ONにすると低域が抑えられます。

ディップスイッチの設定は、演奏スタイルや好みのサウンドによって変えていくことをおすすめします。例えば、リードプレイの際はATTACKとRELEASEをONにしてレスポンスを速くしたり、ベースプレイの際はHI CUTとLO CUTをONにして不要な周波数をカットしたりと、様々な活用方法があります。

パワーサプライの選択

Xotic SP Compressorは、9Vの電池駆動やACアダプターで動作します。しかし、ACアダプター(パワーサプライ)を使用することで、より高品質なサウンドが得られることが知られています。

特に、18Vのパワーサプライを使用すると、コンプレッションのレンジが広がり、より豊かな音作りができるようになります。Xotic SP CompressorはSP-18というオプションの18Vパワーサプライに対応しているので、音質や表現力を最大限に引き出したい場合は、こちらを導入するのがおすすめです。

Xotic SP Compressorのメリット・デメリット

Xotic SP Compressorは、優れた性能を持つコンプレッサーペダルですが、同時に一定の制約もあります。このセクションでは、Xotic SP Compressorのメリットとデメリットについて整理します。

メリット

  • コンパクトな筐体サイズながら、高品質なコンプレッション効果が得られる
  • シンプルな操作性で、初心者でも扱いやすい
  • ディップスイッチによる細かな調整が可能
  • パワーサプライの電圧を上げることで、さらに高音質になる
  • ノイズの少ないクリーンなサウンドが得られる
  • クリーンからディストーションまで、幅広いサウンドに対応

デメリット

  • コントロール数が少ないため、細かな設定が難しい面もある
  • ディップスイッチの設定が分かりにくい初心者にはハードルがある
  • 18Vパワーサプライを別途購入する必要がある場合がある

Xotic SP Compressorは、初心者から上級者まで、幅広いユーザーに対応できるコンプレッサーペダルです。シンプルな操作性と高音質を両立しているため、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。一方で、細かな設定を行う場合は慣れが必要かもしれません。

結論

コンプレッサーは音楽のジャンルや好みであってもなくても良いと思うので、この個体の大きさならエフェクターボードに入れておいても、損はないのかなと思いますよ。

このコンプレッサーペダルは、シンプルな操作性と高品質なサウンドを両立しており、初心者から上級者まで幅広く活用できる優れた製品です。

ノブやディップスイッチの適切な設定、パワーサプライの選択、他のエフェクターとの組み合わせなど、さまざまな工夫によって、理想的なギターサウンドを作り上げることができます。コンプレッサーは、ギタリストにとって欠かせないツールの一つですが、使いこなせば表現の幅が格段に広がるはずです。

Xotic SP Compressorの魅力に触れ、コンプレッサーの世界を深く理解できれば幸いです。

サウンドハウス

 

Pocket

コメント

タイトルとURLをコピーしました